Character

Prologue

これは、

ある者が語る遠い日の回顧録

未開の地ヴェスティア地方に広がるツェーン樹海。


深い霧に覆われ、昼夜を問わずほの暗いその森は、
訪れる者の五感を狂わせる。
一度入ったきり戻らない者が後を絶たないことから、
ある者は森の怒りに触れたのだと畏れ、
ある者は得体のしれない森だと気味悪がった。

そんなこの森にはもうひとつ、
奇妙な噂があった。

「樹海には気まぐれな猫が存在する」と――
 

Coming soon...

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